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夏から秋へ

秋の顔を見つけに奥琵琶湖へ

8月が終わりに近づいている。
あちらこちらで、秋の気配が感じられ、夏から秋へのバトン
タッチが進行している

一昨日新しいカメラを購入した。使い方もわからないまま、
夕方の散歩にカメラを持参した。やはり、秋が近づいたのか、
数日前に比べれば風も涼やかになっていた。夕方は、生き物
たちには、眠る準備で忙しい時間帯だ。それを邪魔して、眠
りかけたところを写真に写してみた。
秋を迎えるアゲハチョウは傷つき、今夏の厳しさがうかが
る。

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              アゲハの前と後(2019 8 25、小野の里)


夕日が落ちる頃の、空の雲も、夏と秋とのせめぎ合いが
激しくなっていた。夏の雲には秋の雲が忍び寄っていた。
その絡み合いが、なんとも言えない光景を生み出していた。

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夕焼け空を見ていたら、無性に奥琵琶湖の秋の顔が見たく
なり、早速、翌日の午前から、マキノを目指して、出かけ
てみた。
相変わらず、マキノソナタは、観光客で一杯だった。
メタセコイヤの並木から外れて、少し山の方へ入り、秋
をしたが、まだ秋の顔はぼんやりとしか見えなかった。
わずかに見える、小さな秋を見つけて、写真に撮ってみた。

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メタセコイア並木は濃い緑に覆われて暑苦しく感じられた。
それでも、並木の周りの田の稲穂は黄色く色づき、収穫
近いことをうかがうことができた。
メタセコイア並木から少し山に入ると、山栗が、秋の訪れ
を知らせてくれた。

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             山栗(2019 8 26 マキノ)
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            ヘクソカズラ(2019 8 26 マキノ)
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  フウロソウ (2019 8 26 マキノ)

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       上キンミズヒキ、下オトギリソウ(2019 8 26 マキノ)
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  クズの花(2019 8 26 マキノ)
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オトコエシ(2019 8 26 マキノ)

昼食前に、マキノ高原の入り口にある、「さらさの湯」
に浸かって、汗を流した。久しぶりの温泉に心身ともにほ
ぐれた。昼食後、追坂峠に向かった。追坂は、狭い空間な
がら、珍しい山野草の宝庫で、何時も珍しい花に出くわす
ワクワク空間だ。今回も、名前のわからない花に出合った。
高島の花図鑑で必死に調べるのだが、中々該当するものを
つけられない。しばらくの宿題だ。

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         ニガクサ(2019 8 27 追坂峠)

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        キセワタ?(2019 8 27 追坂峠)

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 センニンソウ(2019 8 26 追坂峠)
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          マムシソウの実(2019 8 26 追坂峠)

秋風に吹かれ、涼しい空気の中で、花々に身も心も包み
込まれれて、1時間ほどの道のりを車を運転しながら、
帰宅した。温泉に入った後の車の運転は、夢心地だ。
途中、大きな入道雲が眼前に現れて、襲いかかって
きそうな迫力で迫ってきて、目が覚めた。

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 琵琶湖畔の入道雲(2019 8 26 )

家の門の前では、思いもかけない珍客が待ち受けて
くれた。下の写真で想像つくだろうか。
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蓑笠をかぶったミノムシ(2019 8 26 我が家)


なんと、ミノムシが葉っぱの笠を背負ってのお出迎えだ。
よくよく庭を見ると、ミノムシが10匹ほどいた。
でも、蓑笠をかぶっているのは写真の1匹だけだった。
10匹ほどを、大きな植木鉢の中に入れておいたら、た
いした知恵者で、5分後には、簡単に脱走を図っていた。
それが下の写真だ。 
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虫の賢さには、頭が下がる。
庭には、先日お盆に我が家にやってきたカマキリが、
まだ元気に闊歩して、おらが天下を独り占めにして
いた。
なんとそこに、蜂が襲いかかり,カマキリは蜂に刺
されたのか、姿を消した。

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        カマキリと蜂の戦い(2019 8 27 自宅庭)
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         小さな蜂が我が家の庭では王様のようだ(2019 8 27)

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           ミノムシはのんびり昼休み(2019 8 ・27 自宅)
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   蛹から顔を出してのんびり散歩のミノムシ(2019 8 27 自宅)

我が家の庭でも、小さな生き物たちの秋への準備がはじ
まっているようだ。アッという間に秋はやってきそうだ。




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Commented by midorigame at 2019-08-27 19:56 x
ちょっとご無沙汰している間に秋もそこまできているようですね。お盆が済んでから朝晩がかなり楽になって、私の所では2~3日前に大きなお祭りがひとつ済みましたが、これが済んだら秋に入りそうです。
先週、旦那の一周忌も無事に済みました。
先生ん家の庭は本当に自然の宝庫ですね。カメラも替えられてミノムシもカマキリも入道雲もマキノソナタもバッチリですね。秋に向かってますます腕を発揮してくださいね。
私も、今月は本当に久しぶりにカメラを持って花火やお祭りや富来巡りを楽しんできました。
Commented by ehondamari at 2019-08-27 20:59
midorigameさん

そちらにも秋が訪れているようですね。後戻りしないように願いたいものです。
ご主人の1周忌を済まされましたか。早いものです。あの時病院であんなに楽しくおしゃべりしたのに、その後まもなく亡くなられたことが信じられません。時間をしっかりつかみ取りながら、ひと時ひと時をしっかり生きていきたいと思います。
私は、大したことは何もできていなく、無駄な時間を過ごしていることを、時には情けなく思うことがあります。食道炎との戦いは、意外にもしんどく、悔やむことが多々あります。あなたも忙しい毎日を過ごしていると思いますが、充実した生活をつくっていってください。健康にだけは十分気を付けて行ってください。
他の皆さんとの連絡は全くないままですが、便りがないのはいい知らせとあきらめています。
Commented by hiroko_hoshikawa at 2019-08-29 01:13
秋の琵琶湖のお便り、素晴らしい!
カメラはただの道具です。
撮影をする方のこころが浮かび上がるわけですから!
いいなあ!!と私は感動した次第です。
Commented by ehondamari at 2019-08-29 10:09
hitoko_hoshikawa様

ありがとうございました。慣れないカメラは難しく、設定ができていなくて、最初はシャッターの速度が極端に遅く、全てがぶれてしまいました。下手でも、プロにほめていただくと嬉しいものです。励みにして頑張ります。
ありがとうございました。
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by ehondamari | 2019-08-27 16:06 | 絵本と子育て・保育 | Comments(4)

絵本で潤いのある生活を楽しむ


by ehondamari