会えば楽しい古の仲間
2019年 11月 13日
天気に恵まれた9・10日の2日間、毎年続けている38年前の
ゼミ生5人と姫路へ出かけた。
姫路には1度しか行っていないが、大きく変化しているような気
がした。姫路の代名詞ともいえる姫路城は、数年前にお色直しを
したばかりで、色白のお城がより白く感じられた。別名白鷺城と
言われているが、まさに白鷺の舞に似ている。この城は、ユネス
コ世界遺産で、国宝であり、重要文化財でもある。日本の宝とい
うわけだ。
1年ぶりに会った仲間は、まるで家族のようなもので、ワイワイ、
ガヤガヤと言いたい放題の大騒ぎで、国宝の城に申し訳ないよ
うなうるさい観光客で、一緒にいるのが、恥ずかしいような、嬉
しいような、とにかく、リラックスしすぎる仲間だ。
城があまりにも、素晴らしく、美しかったので、城中心に写真を
載せておきたい。ちなみに、我々夫婦は、老体なので、城に上が
らず、隣にある、好古園をゆっくり巡った。
誰もがご存じのことと思うが、とにかく美しくて、風格のある城
を見ていただきたい。
姫路城は、100名城の1つと言われるが、この美しさと規模から言っても
日本の城のナンバーワンだろうと思われる。
城に上がったグループ、上らなかったグループに分かれたので、上がらなか
ったグループは、姫路城西御屋敷跡庭園、好古園を巡った。好古園は、「御
屋敷の庭」「茶の庭」など9つの庭園群で構成され、姫路城を借景にした本
格的庭園だ。約1万坪もある大きな庭園で、全部巡ると相当疲れる。
その1部だけ、写真で紹介しておきたい。
まずは、この「御屋敷の庭「」から入る。この庭園は、大きな
池があり、周りの景色を水面に写し、その中を大きな鯉が沢山
泳いでいる。外国人には、大人気だった。
このような庭が、それぞれの特徴を際立たせて、9つもあるのだから、
全部を丁寧に見ているうちに、相当な時間がたっていた。この庭は、
映画やTVの撮影にも、よく利用されているようだ。
夜は夜で、大変な盛り上がりで、1年に1度のお祭り騒ぎになるのも
当然の慣行になっている。なぜかマッサージの名人が多く、2人の老
体のからだは、総がかりで、揉みほぐしてくれた。体調に自信がなく
出席するかどうか、当日の朝まで迷っての旅だったので、夫婦で、か
なり元気にしてもらった。ひたすら感謝だ。
翌日は、姫路市内にある書写山の圓教寺へ、ロープウエイで登った。
圓教寺は、西の比叡山と言われる天台宗の名刹だ。
私の苦手なロープウエイで頂上に上った、はずが、そこから傾斜の
厳しい山道を、上がったり下がったりと相当な難行苦行を強いられ
た。その流れを、言葉より写真で見てもらう方がわかりやすいかと
思う。
沢山のお地蔵さん
圓教寺は、何か所かに分かれてお寺があり、参拝というよりも、苦
行としか言えない、私にはしんどい場所だった。
そんな中で、お寺の近くで、猿回しに出くわした。きれいな女性が、
1人で賢い猿を操る姿は、見事なものだった。猿もしっかり演じてい
て、猿と猿使いの息の合ったやり取りは、教育の原点を感じさせてく
れた。美人の女性の話術のうまさにも聞き入ってしまった。
我が相方は、猿と猿使いの女性の見事な連携と技に、涙して、
置かれた籠に、紙と間違えて? お札を入れて、それを見た
猿使いの女性は、猿ともども最敬礼して感謝していた。
今回の旅行は、多くの所をまわり過ぎて、慌ただしくて、ゆっく
りする時間がなかったが、とてもいい気持が心をハグしていた。
今回歩いた歩数は、2日間で、2万5千歩にもなる。よく歩いて、
普段の運動不足がいかに、からだに良くないかが分かった。から
だは痛いが、たくさん歩いて体が軽くなったようだ。
来年も会えるのだろうか。だんだん来年という言葉が怪しくなっ
てきて、来年も必ず会いましょうとは言えなくなってきた。
そのためか、来年の会う場所も時期も決めないままで散会した。
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by ehondamari
| 2019-11-13 17:45
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