たんぼレストラン
2020年 11月 26日
少々、季節外れだが、書店で地元の作家の絵本を見つけ、買い求め
て読んでいたら、おおらかな気持ちになれたので、多くの人に読ん
でもらいたく、紹介することにした。。
はやしますみ作『たんぼレストラン』ひかりのくにという絵本だ。
以前、『ねこぼん』という琵琶湖唯一の有人島沖島を舞台にした
と思われる絵本を取り上げたことがある。その時の作者が、はや
しさんだった。
今夏の絵本も、実に個性的で着眼点の鋭さに魅かれて、すぐに購
入した。
なんといっても、いつも散歩している所と似た田んぼでの話に親
近感を感じた。田んぼにレストランとは、思いもしない発想だ。
絵も大ダイナミックで、おおらかで、のびのび描かれている。
おおらかに見えて、田んぼの中のレストランはし烈だ。生きるか死
ぬかで、商売が成り立つレストランだ。食べるものがいれば、食べ
られるのもいる。実は我々の食事も、同じ関係で成り立っているの
だが、そんなことを考えないで食べているだけだ。
中扉から話ははじまっている。「こんにちは 田んぼレストランは
やっていますか」と誰かが訪ねてくる。すると田んぼの土の中から、
「まだです まだです まだですよ」と返事が返ってくる。
冬眠中の生き物は、まだ目覚めていない。彼らが眼を醒まさないと、
レストランは開かれない。「もうすぐ もうすぐ もうすぐですよ」
と返事が返ってくる。目覚めてはいるようだ。眠っている生き物の
ところまで、何か大きなものが、大音を立ててけたたましく入り込
んでくる。「うおん うおん うおん うおん・・・」と田起こし
の耕運機が春を告げるかのように、始動をはじめたのだ。
耕運機が動きはじめたということは、レストランがオープン
の合図だったのだ。
「お待たせしました!たんぼレストランはじまります」
この一声で、一斉に生き物たちは、「いただきま~す」と、
飛びつくように食べはじめた。食べられはじめたとも言える。
広い田んぼレストランを舞台に、生死をかけての、生存競争
だ。これが生きているものの宿命だ。
なんてダイナミックな絵本❣️
レストランでごちそうを食べる生き物たちの生き生きとした表情に、圧倒されます。
お米を作るという人間の営みが、こんなにも生き物たちに関わっているなんて驚かされます。
今日は、京都の秋の特別公開に出かけました。 朝一で行った清凉寺は、まだ誰もいなくてゆっくりと楽しみました。ところがあとは、どこに行っても人が多くて
さすがに京都の紅葉🍁は、混んでること‼️
でも、これからいつ来る事ができるかと思うと・・・
1月下旬には、冬の特別公開に期待してるのに、どうなるか心配です。
レストランでごちそうを食べる生き物たちの生き生きとした表情に、圧倒されます。
お米を作るという人間の営みが、こんなにも生き物たちに関わっているなんて驚かされます。
今日は、京都の秋の特別公開に出かけました。 朝一で行った清凉寺は、まだ誰もいなくてゆっくりと楽しみました。ところがあとは、どこに行っても人が多くて
さすがに京都の紅葉🍁は、混んでること‼️
でも、これからいつ来る事ができるかと思うと・・・
1月下旬には、冬の特別公開に期待してるのに、どうなるか心配です。
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ehondamari at 2020-11-27 20:16
こあらさん
京都に来ていましたか。京都は、ここにきて、車も人も多くなってきています。私は、東本願寺へお参りに昨日行きました。報恩講という行事があって、何時になく大勢の人がいました。
清涼寺は嵯峨野なので、一番人の多い地域でしょうね。清凉寺のすぐ近くに森嘉という有名な豆腐屋さんがありますね。寄られましたか。
秋の非公開重要文化財のチケットをいただいているのに、コロナで行けていません。
今回の絵本は、すごい舞台での死闘ですね。年がら年中、田んぼレストランは、関ケ原の戦いだと思います。
間もなく12月ですね。寒くなって来たし、コロナは広がるしで心配が付きません。気を付けてください。
京都に来ていましたか。京都は、ここにきて、車も人も多くなってきています。私は、東本願寺へお参りに昨日行きました。報恩講という行事があって、何時になく大勢の人がいました。
清涼寺は嵯峨野なので、一番人の多い地域でしょうね。清凉寺のすぐ近くに森嘉という有名な豆腐屋さんがありますね。寄られましたか。
秋の非公開重要文化財のチケットをいただいているのに、コロナで行けていません。
今回の絵本は、すごい舞台での死闘ですね。年がら年中、田んぼレストランは、関ケ原の戦いだと思います。
間もなく12月ですね。寒くなって来たし、コロナは広がるしで心配が付きません。気を付けてください。
by ehondamari
| 2020-11-26 12:53
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