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冬支度




まだ、雪はちらついていないが、そろそろ冬の準備をはじめないとい
けない。
まずは、何時雪になってもいいように、今週中にと、タイヤ交換をディ
ーラーにお願いした。
12月に入った途端に、何やら気忙しくなってきた。昨日は、枯れた
梅の古木をのこぎりで切ったが、中々手ごわい相手で、腰と背骨が痛
くなってしまった。歳を自覚しながらと自分に言い聞かせていても、な
ぜか、12月が性急に追い立ててくる。

今日は、絵本の中の冬支度を紹介したい。今回の冬支度は、冬のおしゃ
れの洋服のコーディネートだ。
ケイト・スポーン作(木坂涼)『クレメンタインの冬じたく』セーラー
出版社という絵本だ。1989年に、スポーンがはじめて絵本を作った
作品だ。初版から31年も経っているので、変化の目まぐるしいファッ
ション界なので、今日とマッチできるかが心配だ。

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雪がちらつくこともないのに、ネコのクレメンタインは、冬着の
支度のことで、頭が一杯だ。大変な衣装持ちのネコのようで、そ
の種類と数には、卒倒しそうだ。ちなみに持っている衣装の紹介
をしてみよう。
スパッツ13本、シャツ20枚、ジャンパースカート16着、セ
ーター16枚、くつ下116足、ネックレス50本、ブーツ67
足、コート12着、マフラー28本、帽子36個、手ぶくろ12
6組。

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これだけの数の中から選び出冬支度は、1年はかかりそうだ。私
など、1シーズンに1着あれば、済んでしまうのに、オシャレが
好きな人には、これが楽しみなんだろう。特に、クレメンタイン
は、思い切りオシャレをしなけりゃいけないと、張り切っている
のだから、えらいこっちゃであります。
絵本に出てくる、冬着を全部紹介したいのだが、とっても、紹介
しきれる数ではない。どうすればいいのかと悩みだ。
まずはスパッツ選びからだ。

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これだけでも、気が遠くなりそうだ。次はシャツ選び、続いて、
ジャンパースカート、さらに、セーターだ。

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こんなに着たらだるまさんのように、着ぶくれするのではないかと
心配するのだが、まだまだ続く。くつ下116足からのセレクトだ。

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さらに、ネックレス選びだ。どれも同じようにしか見えないけど、
当人にとっては、必死の選択なんだろう。次は、67足あるブー
ツ選びだ。こんなにたくさんのブーツはどこにしまってあるのだ
ろう。余計なお世話かな。コートは大きいのでかさ張るだろうに
と、またまた余計な心配をする。
マフラーも忘れられないファッションアイテムだ。相当気合を入
れて、選んでいる。

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マフラー同様に、帽子も大切なファッションアイテムになる。
冬は冬の帽子ということになるだろうが、男女の差はあるのか、
私にはわからない。帽子が大好きなのに、帽子が似合わない人
なので。

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最後に、冬と言えば手袋だ。どうしてこんなに手袋を持っているのか。
余りにも多すぎて、冬のうちに、一日一組でも使いこなせないだろう。

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これで、やっと一通りの冬着の選択は完了だ。
とりあえずお披露目といこう。
まずはどんなパーツが選ばれたか見てみよう。



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予想以上に地味な気がする。クレメンタインは、一体何歳なんだろう。
選んだものを全部装着すると、こんなんでましたが!?ということに
なる。

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クレメンタインの冬は、すぐそこまで来ている。

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冬支度というのは、結構大変な作業だ。冬支度だけで、
冬が来た頃には疲れこんで、寝込んでしまいそうだ。
オシャレは、楽しくて、ワクワクするのでしょうね。
私には、なんだかとてもしんどいものに感じられる。

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Commented by yama at 2020-12-07 20:54 x

こんにちは。
10年ほど前に大学でお世話になった者です。
(学科は違いましたが、いつもこっそりと講義に通っておりました…笑)
大人も子どもも取り憑かれる絵本の魅力に惹かれ、勤め先の保育園では朝昼夕たくさん絵本を読み聞かせています。

現在は育休中。1歳になる子どもがすっかり絵本にはまり、もっかい、もっかいと、人差し指をだしながら何度も持ってきています。

絵本の時間が生活の一部になること、いい絵本にたくさん出会えた学生時代に感謝しています。
ブログ、これからも楽しみに拝見したいです。
Commented by ehondamari at 2020-12-07 22:30
yamaさん

知っているような知らないような。
お元気で何よりです。結婚されて、お子さんにも恵まれて幸せな生活をしておられるのですね。私とは、絵本が縁だったようで、嬉しく思っています。とにかく絵本の魅力を一人でも多くの人に伝えて、子どもの幸せな未来に結びつけられたらいいなと願っています。
これからも、懲りずに自由にコメントを書いてください。待っています。
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by ehondamari | 2020-12-07 12:11 | Comments(2)

絵本で潤いのある生活を楽しむ


by ehondamari