メグ ホソキさんのももちゃん(2)
2021年 01月 12日
今朝は、朝早くには雨だったが雪に変わってきて、少し白く
なってきた。とにかく寒い。
昨日、メグ ホソキさんのももちゃんを紹介したが、その以前
に、もう1冊ももちゃんの絵本が出版されていた。2001年
7月に発行されている。
メグ ホソキ作『ももちゃんといちご』佼成出版社だ。
メグ ホソキさんの初のオリジナル絵本だそうだ。真っ赤なイ
チゴ色の表紙が際立っている。
イチゴが好きな人は多い。この絵本のももちゃんも、弟のようへい君も
大好きのようだ。
ママが、モモちゃんが大好きなイチゴを買って帰ってきた。家族のみん
なに、「きょうの おやつは いちごだよぅー」と呼ぶ。
パパは6つ、イチゴ大好きなモモちゃんも6つ、ママは5つ、ようへい
君は3つだ。なんだか不公平な気がする。ようへい君がかわいそうだ。
みんな、ぱくぱくぱくぱく。ひたすらイチゴを食べる。
あっという間に、ももちゃんのお皿は、からっぽ。優しいパパが、
ももちゃんのお皿にイチゴを一つのせてくれた。優しいママも、
ももちゃんのお皿にイチゴを一つのせてくれた。
今度は、ももちゃん、ゆっくりイチゴを食べた。「イチゴはおい
しいなぁ」
ようへい君が泣いています。ようへい君も、もっとイチゴが食べたい
のかな。
さてさて、どうする? ももちゃんのお皿には、イチゴは一つだけ。
ももちゃんも涙が出ちゃう。
「だって、ももちゃん、いちごも、ようへいくんも だいすきなんだ
もん。」
ようへい君のお皿に、いちごがひとつ。
by ehondamari
| 2021-01-12 10:57
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